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ID番号 : 00494
事件名 : 雇用関係存在確認等請求事件
いわゆる事件名 : 渋沢倉庫事件
争点 :
事案概要 :  会社を定年退職した従業員が、右会社には定年退職者を再雇用する労働慣行があったとして、会社は予め一般的に再雇用の申込みをしているとみるべきであり、右従業員はこれを承諾したから雇用契約が成立しているとして雇用関係の存在確認を求めた事例。(請求棄却)
参照法条 : 労働基準法2章
体系項目 : 退職 / 定年・再雇用
裁判年月日 : 1984年3月29日
裁判所名 : 東京地
裁判形式 : 判決
事件番号 : 昭和56年 (ワ) 10000 
裁判結果 : 棄却
出典 : 労経速報1186号3頁/労働判例429号39頁
審級関係 :
評釈論文 :
判決理由 :  右認定事実によれば、被告会社の就業規則上定年退職者を再雇用すべき義務を被告会社が負う旨の規定は存しないし、本件再雇用規則の運用の実態としても、定年退職者が希望すれば関係会社等に再就職の斡旋をする慣行があることが認められるにとどまり、定年退職者が再雇用を希望すれば、特別の理由のない限り被告会社自身が再雇用したり、被告会社が再雇用したうえ関係会社へ出向させるといった慣行が存在することを認めるに足りず、他にこのような慣行の存在を認めるに足りる証拠はない。
 (中 略)
 以上によれば、原告主張のような再雇用の労働慣行が存在するとは認められないから、これを前提として、原、被告間に再雇用契約が成立している旨の原告の主張は、その前提を欠き、失当である。